パトリック

所属
前所属先 サンフレッチェ広島
背番号 18
ポジション FW
生年月日 1987年10月26日(37歳)
身長 / 体重 189cm / 82kg
出身地 ブラジル

パトリックの情報

パトリック(Patric)こと、アンデルソン・パトリック・アグウイアル・オリベイラ(Anderson Patric Aguiar Oliveira、1987年10月26日 - )は、ブラジル・アマパー州マカパ出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ガンバ大阪所属。ポジションはフォワード(FW)。

来歴

ブラジルから日本へ
パイサンドゥSCでプロデビューし、複数の国内クラブでプレー。

2010年ミストでセリエD8試合に出場し7ゴールを記録した。

2012年ヴィラ・ノヴァでゴイアス州選手権20試合に出場し14ゴールを記録した。また同年アトレチコ・ゴイアニエンセでセリエA27試合に出場し4ゴールを記録した。

2013年より、アトレチコ・ゴイアニエンセから日本の川崎フロンターレへ期限付き移籍。3月16日の第3節サガン鳥栖戦でJリーグ初得点を記録した。7月18日、川崎を退団し、ヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍。甲府移籍後は出場停止を除く移籍後全試合に先発出場し、5得点を挙げた。シーズン終了後、移籍期間満了により退団。

ガンバ大阪
2014年はフォルタレーザECでプレーした後、サルゲイロACに所属、7月1日よりガンバ大阪へ期限付き移籍。シーズン途中加入でありながら、強靭なフィジカルと裏へ抜け出すスピードを武器に2トップを組んだ宇佐美貴史とのコンビでG大阪の攻撃陣を牽引し、第26節鳥栖戦ではハットトリックを達成するなど宇佐美に次ぐ9得点を挙げ同年のJリーグベストイレブンを受賞。同年のナビスコカップ決勝・広島戦では、0-2の劣勢から同点に追いつく2得点を挙げガンバの7年ぶりのナビスコカップ優勝に貢献し、最優秀選手賞を受賞した。天皇杯でも3試合に出場し、決勝戦のゴールを含む3得点を挙げるなど、ガンバのリーグ優勝さらには国内三冠に貢献した。

2015年のゼロックススーパーカップでは後半から出場し、1ゴール1アシストの活躍でG大阪の8年ぶりとなるスーパーカップ制覇に貢献した。同年夏にG大阪との契約を2016年末まで延長。リーグ戦では自身初の2桁得点を記録し、自身初の出場となったACLではチーム最多タイの4得点を決めた。CS準決勝浦和戦では延長後半にダメ押しゴールを決めた。天皇杯決勝浦和戦では先制点を挙げ、同点で迎えた後半にはコーナーキックから勝ち越しゴールを決める活躍を見せG大阪の天皇杯連覇の立役者となった。

2016年10月13日の練習中に右前十字じん帯損傷及び右外側半月板損傷で全治8カ月の大ケガを負った。2017年1月10日、G大阪との契約を2017年6月30日まで延長。クラブ幹部は「負傷したまま相手クラブには返せない」と語り、契約を半年延長することにより功労者への誠意を見せた。選手登録はせず完治後の再契約に関しては本人とチーム状況により判断する見込み。2017年3月31日に再契約したが、同年6月1日に同月30日を以て契約満了で退団することが発表された。その後、6月27日にサンフレッチェ広島に加入する事が発表された。

サンフレッチェ広島
2017年8月5日、第20節のジュビロ磐田戦で移籍後初得点を決めるなど、チームの全3得点に絡む活躍で勝利に貢献した。2017年12月31日、期限付き移籍期間を2019年1月1日まで延長することが発表された。

2018年4月21日、第9節のサガン鳥栖戦では3試合連続ゴールを決めて5連勝に貢献した。5月12日、ベガルタ仙台戦では今シーズン10得点目となる二桁得点を挙げている。7月18日、第16節のガンバ大阪戦では古巣相手に得点を決めた。得点ランキング首位に立っていたが、名古屋のジョーが8月だけで10ゴールを決めるなど驚異的に得点を重ね、最終的にはジョーに2点及ばず得点王を逃した。

2019年より広島に完全移籍 したが、この年はコンディション不良にチーム戦術の変化が重なり、ドウグラス・ヴィエイラに1トップのスタメンを奪われる試合が多かった。結局この年の広島でのJ1出場は、13試合で僅か3得点に終わった。

ガンバ大阪復帰
2019年シーズン、古巣のガンバ大阪と浦和レッズがパトリックに向けてオファーを行った。ガンバ大阪はエースFWのファン・ウィジョの欧州挑戦を始め複数の主力選手を夏のマーケットで流出させており、かつて黄金期にパトリックとのコンビで活躍した宇佐美を出戻りさせるなど補強に動いていた。パトリック自身の試合出場の機会を得たいという意向やG大阪が広島の設定する違約金を上回る金額 を提示した事を受け、翌2020年シーズンからの完全移籍の前提で2019年シーズン一杯までの期限付き移籍が決まった。9月8日、ルヴァンカップ準々決勝2ndレグのFC東京戦で貴重なアウェイゴールを決め、チームの準決勝進出に大きく貢献した。

2020年より、ガンバ大阪に完全移籍。8月5日、ルヴァンカップ予選リーグの大分トリニータ戦でシーズン初ゴールを決めると、リーグ戦ではチームトップの9得点を上げて、攻撃の中心を担い、チームのリーグ戦2位浮上、天皇杯準優勝の立役者となった。

人物

2015年11月、日本の自動車運転免許を取得し、自家用車も購入した。

日本語の習得に熱心に取り組んでおり、度々自身のツイッターでフォロワーに正誤を尋ねることも多い。

将来的に日本国籍を取得し、日本代表を目指したい考えを持っている。

2015年のCS準決勝浦和戦終了後、自身のTwitterアカウントに人種差別的なリプライが投稿されており、この件について「すごく悲しい気持ちになった」としながらも「どの国にもいい人、悪い人は存在する。今回はガンバサポーターだけでなく他クラブのサポーターからもたくさん励ましのメッセージをもらった。心が強くなりました」と述べた。のちに投稿を行った少年の謝罪 を受け「彼には上を向いてもらいたい。大人になってもこういう問題が起こらないようにしてほしい」と語った。

引用元:wikipedia

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