ジョアン・フェリックス

所属
背番号 7
ポジション MF
生年月日 1999年11月10日(25歳)
身長 / 体重 181cm / 70kg
国籍 ポルトガル

ジョアン・フェリックスの情報

ジョアン・フェリックス・セケイラ(João Félix Sequeira, , 1999年11月10日 - )は、ヴィゼウ出身のポルトガルのサッカー選手。ポルトガル代表。アトレティコ・マドリード所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。

アトレティコ・マドリードへ移籍した際の移籍金は、1億2600万ユーロ( 約154億6500万円)で、キリアン・エムバペ、ネイマール、フィリペ・コウチーニョ、ウスマン・デンベレに次ぐ史上5番目、10代としてはキリアン・エムバペに次いで高額な移籍金となっている。

UEFAヨーロッパリーグでは史上最少の18歳でハットトリックを達成、2019年にはゴールデンボーイ賞を獲得しており、将来のバロンドーラー候補の一人とされる。

ドイツの移籍市場専門サイト、Transfermarktによる推定市場価値は、2020年11月現在100億ユーロで、ラ・リーガではリオネル・メッシに並んで最高額となっている。

クラブ経歴
ユース
ポルトガルのヴィゼウで生まれたフェリックスは、2007年にヴィゼウにあるクラブ、オス・ペスティニャスに入団する。早くからベンフィカが興味を示していたが、ヴィゼウとリスボンの距離は300kmで、車でも3時間以上かかるため、より近いポルトを選択した。2008年、8歳からのポルトのユースチームに加わった。ポルトへの加入後、ヴィゼウとポルト間100kmを毎日母親が送迎していた。12歳から実家を離れ、ポルトのユースチームの練習場の近くに住むようになった。体格の小ささからポルトから放出され、パドロエンセにローンで半年間在籍した後、兼ねてから入団を誘われていたベンフィカに15歳で入団した。

SLベンフィカ
2016年9月17日、 ベンフィカBのSCフレアマンデ戦に、後半途中から出場し、リーガプロデビューした。83分にオーレリン・ブタに代わって出場。SLベンフィカBでの最年少出場選手となった。2017年2月15日のアカデミコ・デ・ヴィゼウ戦で初得点を決めた。シーズンで13試合に出場、3得点決めた。ベンフィカU-19の選手でもあり、26試合に出場、15ゴール決めた。ヨーロッパリーグでは、決勝トーナメントで6ゴールを決め、チームの決勝進出に貢献した。

2018年1月30日、ファマリカンとのホーム戦ではハットトリックを達成し、チームは5-0で勝利した。

2018-19シーズンから、トップチームに昇格、2018年8月18日、ボアヴィスタ戦でプリメイラ・リーガデビューした。1週間後、スポルティングとのリスボン・ダービーにてプリメイラ・リーガ初得点を決め、リスボン・ダービーで得点を決めた最年少選手となった。ブルーノ・ラージの監督就任後、より試合で起用されるようになった。2019年4月11日、ヨーロッパリーグ準々決勝、フランクフルト戦1stレグで、ハットトリックを決めた。これは、ヨーロッパリーグ史上最年少(19歳152日)でのハットトリックとなった。リーグ戦では得点ランキングで4位タイとなる15ゴールを決め、チームの優勝に貢献した。ヨーロッパの7リーグの10代の選手として、得点数とアシスト数がそれぞれカイ・ハフェルツとジェイドン・サンチョに次いで2位となった。

アトレティコ・マドリード
2019年7月3日、アトレティコ・マドリードと7年間の契約を締結し、移籍金1億2600万ユーロ(約153億円)で移籍した。この額は、キリアン・エムバペ、ネイマール、フィリペ・コウチーニョに次ぐ史上4番目、10代としてはキリアン・エムバペに次いで高額な移籍金となっている 。最初の年に3000万ユーロを支払い、残りの9600万ユーロを分割で払う。SLベンフィカとの契約解除金は1億2000万ユーロだが、メディエーションサービスとして、600万ユーロもプラスして支払われる。背番号は、アントワーヌ・グリーズマンの着用していた7番に決まった。

2019年8月19日、ヘタフェ戦でラ・リーガデビューをし、PK獲得する活躍をした。 8月25日、レガネス戦でビトーロへのラ・リーガ初アシストをした。9月1日、エイバル戦でラ・リーガ初ゴールを決めた。10月1日、チャンピオンズリーググループステージのロコモティフ・モスクワ戦で、チャンピオンズリーグ初得点を決めた。19歳でのこの得点は、アトレティコのチャンピオンズリーグ最年少得点記録となった。2019年12月、21歳未満の欧州最高の選手に贈られるゴールデンボーイ賞を受賞、バロンドールでは、28位にランクインした。2020年3月11日、チャンピオンズリーグ ラウンド16のリヴァプール戦2ndレグで、相手GKアドリアンのキックミスを奪取し、マルコス・ジョレンテの得点をアシスト。その後、チームは2-3の逆転勝利し、準々決勝進出に貢献した。8月12日、準々決勝のライプツィヒ戦では、自ら獲得したPKを決めるも、チームは2-1で敗退した。シーズンを通して負傷が多く、合計で4回の負傷離脱と13試合もの負傷欠場をした。また、リーグ戦では27試合に出場し、6ゴール1アシストしかできず、移籍金に見合った活躍を出来ず、マルカ紙の期待外れベスト・イレブンにも選ばれた。結果を残せないフェリックスに対してディエゴ・シメオネ監督は、「彼のように20歳で絶対的なスターはほとんどいない。彼には疑いようのない才能がある」「時間をあげよう」と語った。

2020年9月27日、グラナダとのラ・リーガ開幕戦で1ゴール1アシストPK獲得の活躍をし、6-1の大勝に貢献した。10月27日、チャンピオンズリーググループステージのレッドブル・ザルツブルク戦で2ゴールを決め、チームの逆転勝利に貢献した。4日後の31日、オサスナ戦で2ゴール、1週間後の11月7日、カディス戦でも2ゴールを決めた。2021年2月4日、新型コロナウイルスに感染し、2試合欠場した。

代表経歴

ユース代表
2017年6月14日、U-18代表として臨んだ、ノルウェーとの親善試合に後半途中から出場。代表デビューをし、2得点を決めた。

2017年10月10日、17歳でU-21代表として臨んだ、ボスニア・ヘルツェゴビナとの試合に後半途中から出場し、U-21代表デビューをした。2018年3月23日、リヒテンシュタインとの試合でU- 21代表での初得点を決めた。

2018年1月15日、U-19代表として臨んだトルコとの試合で後半途中から出場。U-19代表デビューをした。

各年代で招集され、14試合に出場、6得点を決めた。

A代表

2019年3月15日、EURO 2020予選に先立ち、A代表に初選出された。代表チームでの練習で足首を負傷し、試合に出られなかった。

ネーションズリーグ2018-19の決勝ラウンドのメンバーにも選出された。6月5日、スイスとの準決勝に後半から出場し、A代表デビューをした。4日後、ポルトガルはオランダを破り優勝した。

2020年9月5日のUEFAネーションズリーグ、クロアチア戦でフル代表初ゴールを決めた。

人物

両親ともに教師である。

4歳下に弟のウーゴ・フェリックスがおり、ベンフィカU-15チームに所属している。

ポルトガルの先輩、クリスティアーノ・ロナウドと比較されることについて、「クリスティアーノはクリスティアーノだし、僕はジョアン・フェリックスになりたいんだ」と語っている。

アトレティコでの背番号について、ベンフィカ時代と同じで、ラ・リーガではトップチームの選手が着けることができない79番を一番に希望した。次に、既にアンヘル・コレアの着けていた10番を希望。最終的に7番に落ち着いたと明かした。

引用元:wikipedia

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2021年1月31日

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