所属 | バイエルン・ミュンヘン |
---|---|
背番号 | 19 |
ポジション | FW |
生年月日 | 2000年11月02日(24歳) |
身長 / 体重 | 181cm / 72kg |
国籍 | カナダ |
所属 | バイエルン・ミュンヘン |
---|---|
背番号 | 19 |
ポジション | FW |
生年月日 | 2000年11月02日(24歳) |
身長 / 体重 | 181cm / 72kg |
国籍 | カナダ |
アルフォンソ・ボイル・デイヴィス(Alphonso Boyle Davies,2000年11月2日 - )は、ガーナ・ブドゥブラム出身のサッカー選手。ブンデスリーガ・FCバイエルン・ミュンヘン所属。カナダ代表。ポジションはフォワード、ディフェンダー。
2017年6月、カナダ代表史上最年少デビューを果たした。2017年、CONCACAFゴールドカップのガイアナ代表戦で2得点を記録したが、これはカナダ代表とゴールドカップの史上最年少得点となり、2000年代生まれの選手でA代表の大会で初めてゴールを挙げた選手になった。
生い立ち
デイヴィスはガーナの難民キャンプであるブドゥブラムでリベリア人の両親の間に生まれた。父親のデベア・デイヴィスと母親のヴィクトリア・デイヴィスは元々リベリアの首都モンロビアに住んでいた。彼らは第二次リベリア内戦の際に 45万人以上のリベリア人とともに国から避難した。アルフォンソが5歳の時、彼の家族はカナダに移住し、最終的にはエドモントンに移住した。2017年6月6日、彼はカナダの市民権を得た。アルフォンソは6人兄弟の4番目の末っ子であった。
クラブ経歴
バンクーバー・ホワイトキャップス
2015年にバンクーバー・ホワイトキャップスのユースチームに加入した。2016年のプレシーズンツアーに参加した後、2016年2月23日にUSLのホワイトキャップスFC 2と契約を結んだ。契約を結んだ時、デイヴィスは15歳3ヶ月であり、USLで最も若い選手となった。2016年4月、15歳5ヶ月でプロデビューを果たした。2016年5月15日、プロ初ゴールを挙げたが、15歳6ヶ月でのゴールはUSL史上最年少得点であった。
2016年のカナディアン・チャンピオンシップに出場するホワイトキャップスのロースターに登録された。2016年6月1日、カナディアン・チャンピオンシップの初戦・オタワ・フューリーFC戦でホワイトキャップスでの初出場を果たし、第2戦では先発出場した。
2016年7月15日、2018年までの契約をホワイトキャップスと結んだ。MLS史上3番目に若い選手となった。2016年7月16日にMLS初出場を果たし、フレディー・アドゥーに次いで2番目に若いMLSデビューとなった。2016年9月、CONCACAFチャンピオンズリーグ2016-17のスポルティング・カンザスシティ戦でトップチームでの初得点を記録した。9月のコロラド・ラピッズ戦で先発出場し、これはMLS史上2番目に若い年齢での先発出場となった。2016年10月2日、シアトル・サウンダーズFC戦に先発出場し、ペナルティキックを獲得した。
MLSでの印象的な活躍を受け、マンチェスター・ユナイテッドFCやチェルシーFC、リヴァプールFCなどのヨーロッパのクラブが関心を示した。2017年に世界で最も期待される若手選手60人に選ばれた。2018年、開幕戦のモントリオール・インパクト戦でMLS初ゴールを挙げ、ケイ・カマラのゴールをアシストした。2018年6月、オーランド・シティSC戦では、1得点3アシストを記録した。
バイエルン・ミュンヘン
2018年7月25日、FCバイエルン・ミュンヘンへの移籍に合意したことが発表された。2018年はホワイトキャップスでプレーし、2019年1月にバイエルンに加入する。移籍金はミゲル・アルミロンを抜いてMLS史上最高額の最大2200万ドル。
ブンデスリーガでのデビューは2019年1月27日のVfBシュトゥットガルト戦で、終盤にキングスレイ・コマンとの交代で出場。3月17日のマインツ05戦にてバイエルンでの初ゴールを決めた。これはクラブにとってロケ・サンタ・クルス以来の20歳未満での得点記録である。
2019-20シーズンには最終ラインの負傷者続出もあり、ハンス・フリック監督によって左サイドバックにコンバートされた。本職であるダヴィド・アラバの復帰後もアラバがセンターバックとしてプレーすることでポジションを守り、UEFAチャンピオンズリーグラウンド16のチェルシーFC戦では自慢のスピードを活かしてロベルト・レヴァンドフスキのゴールをアシストするなどアウェイでの快勝に貢献した。ブンデスのリーガルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出された。チームは優勝し、デイヴィスはカナダ人選手として初めてチャンピオンズリーグを制覇した選手となった。
カナダ代表
リベリア出身ながら、カナダ代表のU-15、U-18チームのキャンプに召集された。2016年3月17日、U-20イングランド代表戦でU-20カナダ代表に召集された。2016年11月、U-17チームのキャンプに参加し、U-17ジャマイカ代表戦でゴールを挙げた。2016年、U-17とU-20での活躍を受け、U-17カナダ代表の最優秀選手に選ばれた。2017年3月、インタビューで「カナダ代表でプレーすることは私の夢の一つだ。」と答えた。2017年、U-17代表とA代表でのパフォーマンスを受け、2度目のU-17最優秀選手に選ばれた。
2017年6月6日、カナダの市民権を取得し、正式に国籍を取得したことで、カナダ代表でプレーする資格を得た。同日、キュラソー島代表戦に向けたA代表のキャンプに加わり、2017 CONCACAFゴールドカップに向けた40名の予備登録メンバーに選出された。2017年6月14日、キュラソー島代表戦でデビューし、カナダ代表での最年少デビューを果たした。6月27日、2017 CONCACAFゴールドカップの本大会メンバーに選出された。ゴールドカップ初戦のガイアナ代表戦で2ゴールを挙げ、ゴールドカップ史上最年少得点を記録した。第2戦のコスタリカ代表戦でも得点を記録した。デイビスは大会得点王になり、最優秀若手選手とベストイレブンに選出された。
人物
ガーナにある難民キャンプのブドゥブラムで、リベリア人の両親の間に生まれた。両親は、リベリア内戦で故郷から逃れ、難民キャンプで生活していた。5歳の時に、カナダ・ウィンザーに難民として移り、1年後にはエドモントンに移住した。2017年6月6日に正式にカナダ国籍を取得した。
バイエルンに加入する前、マンチェスター・ユナイテッドFCやFCバルセロナなどが、デイヴィスの獲得に興味を示していたと言われている。しかし、ユナイテッドはスカウト陣からの強い推薦があったにも関わらず、デイヴィスの獲得を見送り、バルサにいたっては、当時の会長ジョゼップ・マリア・バルトメウが、「カナダ人は必要ない」と突っぱねたという。しかし、2020年8月14日にUEFAチャンピオンズリーグ 2019-20準々決勝でバルサと対峙した際、デイヴィスは同試合でバルサを攻略する重要な役割を果たし、ちょうどバルサからのローン移籍でバイエルンに所属し、同試合で後半30分からの途中出場ながら2ゴールを決めたフィリペ・コウチーニョと共に、8-2の歴史的大勝を演出したのだった。引用元:wikipedia
2021年2月1日