マルコス・ジョレンテ

所属
背番号 14
ポジション MF
生年月日 1995年01月30日(29歳)
身長 / 体重 184cm / 74kg
国籍 スペイン

マルコス・ジョレンテの情報

マルコス・ジョレンテ・モレノ(Marcos Llorente Moreno、1995年1月30日 - )は、スペイン・マドリード州マドリード出身のサッカー選手。アトレティコ・マドリード所属。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。スペイン代表。

クラブ経歴

ユース
ラス・ロサス、 ロセーニャでキャリアをスタートさせた後、ラージョ・マハダオンダに入団した。アトレティコ・マドリードの選手としていくつかのユースの大会でプレーした後、2008年にレアル・マドリードのユースに入った。 洗練されたテクニックを持つ組織的なミッドフィルダーとして、2013-14シーズンまで昇格を続け、UEFAユースリーグでプレーしたが、準決勝でベンフィカに敗れ敗退した。2014-15シーズンでは、ジネディーヌ・ジダンが監督を務めるレアル・マドリード・カスティージャでプレーした。2014年8月24日、アトレティコ・マドリードBとの試合でプロデビューを果たした。2シーズン目はチームに残り、主力選手として活躍した。

レアル・マドリード
カスティージャでの活躍が認められ、カルロ・アンチェロッティ監督の指揮の下、2014年のプレシーズンにはトップチームの一員となった。1年後の2015年10月17日、プリメーラ・ディビシオンのレバンテ戦でレアル・マドリードのトップチームデビューした。その後、コパ・デル・レイではカディス戦で先発デビューを果たした。

アラベス
2016年8月11日、昇格したばかりのアラベスにレンタル移籍した。加入直後からレギュラーに定着し、ゲームメイクから守備まで縦横無尽の活躍を見せた。特に守備ではリーグトップとなる88回のタックルを成功させ、アラベスのリーグ戦9位躍進、コパ・デル・レイ準優勝に大きく貢献した。

レアル・マドリード復帰
アラベスでの活躍が認められ、2017年7月1日、レアル・マドリードに復帰し、18番を着けた。 12月6日、ボルシア・ドルトムント戦でチャンピオンズリーグデビューを果たした。 9月23日、契約を2021年まで延長した。サンティアゴ・ソラーリの監督就任と、カゼミーロの怪我の影響でスタメン起用が続き、カゼミーロ復帰後のクラブワールドカップでもスタメンとして出場し、2018年12月22日、クラブワールドカップ決勝のアル・アイン戦ではエリア外からのボレーシュートでゴールを決め、プレイヤーズ・オブ・ザ・マッチに選出された。しかし、その3ヶ月後にソラーリが解任されジダンが復帰すると、ジョレンテは自身の怪我もあり出場機会が激減、シーズン終了前にジダンに戦力外通告を受け、クラブはレンタル移籍を勧めた。

アトレティコ・マドリード
2019年6月20日、ライバルのアトレティコ・マドリードに5年契約で移籍し、14番を着けた。シーズン前半戦ではトーマス・パーテイやサウールからポジションを奪えず、1月1日の第21節まで1試合もフル出場出来ず、前半のみでの交代は3試合もあった。その後は右サイドハーフとして出場機会を増やしていき、2020年3月11日、チャンピオンズリーグラウンド16、リヴァプール戦セカンドレグでは後半56分にジエゴ・コスタに代わって右サイドハーフに入ると、延長戦にペナルティーエリア外からの2つのミドルシュートとアルバロ・モラタへのアシストをし、チームの逆転勝利、準々決勝進出に貢献した。リーグ戦の中断を挟み、シメオネによって攻撃的なポジションにコンバートされ、主にセカンドトップとしてリーグ戦全11試合に出場。2ゴール4アシストを記録し、 チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。

代表経歴

U-19代表では公式戦8試合、U-21代表では公式戦3試合に出場した。

2020年11月7日、ルイス・エンリケ率いる、フル代表に初選出された。2020年11月11日、オランダ代表戦で代表デビューを果たした。

プレースタイル

元々は守備的なミッドフィールダーとして、あるいは4バックの前でのプレーメーカーとして活躍し、セントラルやボックス・トゥ・ボックスミッドフィールダーなど、より高いポジションでもプレーすることができる。ディエゴ・シメオネ監督の下、アトレティコ・マドリードでは、最初は4-4-2のフォーメーションで中盤の右サイドで、後には同じシステムでセカンドトップとしてプレーした。

2019-20シーズン終了時点で、最高時速35.09km/hを記録しており、これはリーグ6位の速さだった。ペース、身長、体力、スタミナなどの身体的属性以外にも、優れたボール奪取能力、短距離・長距離を問わない先見性のあるパス、ドリブル、ファーストタッチ、ペナルティエリアのすぐ外からのシュートなどが強みとなっており、複数の得点につながっていた。

トレーニング態度と忍耐力でシメオネやホルヘ・バルダーノから称賛された。

家系

ジョレンテの家系は、レアル・マドリードと密接に結びついており、サッカー選手とバスケットボール選手を多く輩出してきた。

父親はアトレティコ・マドリードでデビューし、レアル・マドリードでプレーしたパコ・ジョレンテで、おじにはレアル・マドリードに所属したフリオ・ジョレンテがいる。また、おじにはジョー・ジョレンテとトニーン・ジョレンテがおり、いずれもレアル・マドリード・バスケットボールでプレーした。大叔父(父方)は、レアル・マドリードの伝説的選手であり、名誉会長を務めているパコ・ヘント、バレンシアなどでプレーしたフリオ・ヘント、ラシン・サンタンデールなどでプレーしたアントニオ・ヘントがいる。母方の祖父にはパコ・ヘントと同年代にレアル・マドリードでプレーし、黄金世代の一員であり、アトレティコ・マドリードでもプレーしたラモン・グロッソである。

引用元:wikipedia

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