林 卓人

所属
前所属先 ベガルタ仙台
背番号 1
ポジション GK
生年月日 1982年08月09日(42歳)
身長 / 体重 188cm / 85kg
出身地 大阪

林 卓人の情報

林 卓人(はやし たくと、1982年8月9日 - )は、大阪府茨木市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・サンフレッチェ広島所属。ポジションはゴールキーパー。金光大阪高等学校卒業。

来歴

プロ入り前
茨木小学校FC、市立養精中出身。中学までは全国的には無名な存在で、金光大阪高等学校へ進学後頭角を現す。高校の2年先輩に斉藤大介、 1年後輩に中田洋平・田中淳也がいる。2000年高校3年時インターハイ出場、同年セレッソ大阪に強化指定選手として登録された。

サンフレッチェ広島
2001年、サンフレッチェ広島とプロ契約する。同期入団に河野淳吾・田中マルクス闘莉王・西嶋弘之・寺内良太・梅田直哉・李漢宰がいた。2002年から下田崇の控え、2ndGKとなる。J1最終節対コンサドーレ札幌戦にて相手FW相川進也と接触した下田の負傷により途中出場(なおその後に相川も林と接触し交代している)、これが林のJリーグ初出場となった。この試合は曽田雄志にVゴールを許して敗戦、広島はJ2降格となった(なおこれがJリーグ史上最後のVゴールである)。同年の天皇杯では下田の怪我によりレギュラーとして出場、広島を準決勝まで進出させる原動力となった。2003年、下田が怪我から復帰すると全く出場機会が与えられなかった。

一方で林はプロ入り以来、各年代の日本代表に選ばれた。2003年カタール国際親善トーナメントでU-22日本代表に、アテネオリンピック最終予選では全6試合に出場し、日本チームをオリンピック出場へと導いた。しかし2004年アテネ五輪本大会においては、正GKにオーバーエイジ枠として曽ヶ端準が抜擢され、さらに腰痛のため控えの座も黒河貴矢に奪われて選外(補欠)となりベンチ外となった。

コンサドーレ札幌
2005年、藤ヶ谷陽介のガンバ大阪移籍に伴い正GKを探していたコンサドーレ札幌へ完全移籍した。移籍金8000万円(移籍金#日本国内におけるシステム参照)。移籍直後から正GKの座を獲得したが、2006年終盤に持病の腰痛が悪化、不用意なミスも重なって 正GKを佐藤優也に明け渡した。2007年には高木貴弘の加入もあって、ベンチ入りすらできない状況に陥った。

ベガルタ仙台
2007年6月、小針清允とシュナイダー潤之介の負傷に伴い、GKを探していたベガルタ仙台へ期限付き移籍。移籍早々から正GKとして起用されるようになり、小針やシュナイダーが戦線復帰を果たした後も正GKの座を譲ることはなかった。期限付き移籍を延長した2008年は、体調不良により欠場した第12節広島戦を除く、41試合に出場し、J1・J2入れ替え戦進出に貢献したが、その入れ替え戦で、ジュビロ磐田の松浦拓弥に2試合で3失点を許し、J1昇格を逃した。2009年も期限付き移籍を延長。このシーズンはリーグ戦全51試合にフルタイム出場し、失点をリーグ最少の39に抑え、J2優勝およびJ1昇格に貢献した。札幌の復帰要請を断り、2010年仙台に完全移籍。以降も2013年までリーグ戦をフルタイム出場してチームを支えた。特に、2011年には34試合で25失点に抑え、Jリーグ記録 にはあと一歩及ばなかったものの、最少失点・最多完封 (14完封) の堅守を見せた。2013年には共同主将の一人に起用された。

この仙台での活躍により、林は2012年2月、初のA代表入りを果たした。24日のアイスランドとの親善試合でベンチ入りしたが、出場機会はなく2013年7月の東アジアカップ2013で2度目の代表選出も、またも出場機会なしに終わった(この時は代表23人の中で唯一の不出場であった)。

サンフレッチェ広島(2次)
2014年、西川周作の浦和レッドダイヤモンズ移籍に伴い正GKを探していたサンフレッチェ広島に完全移籍。10年ぶりの古巣復帰となった。同年開幕節の対セレッソ大阪戦(長居)で219試合連続出場を達成し、これまで服部公太が持っていたリーグ戦連続出場記録を更新した。なお、林は同年第18節の対鹿島アントラーズ戦(カシマ)を欠場したため、この記録は235試合で止まっている。また、この記録は同年に鹿島の曽ヶ端準によって破られている。

2015年、J1リーグ優勝に守護神として貢献。平均失点0.88、被シュート成功率6.5パーセントは、ともにリーグナンバー1。シーズン終盤には3本連続PKストップを見せた。

2018年、2・3月月間MVPに選出。この間の5試合での失点はわずかに1点のみだった。同年は2年振りにリーグ戦全試合出場を果たした。

2019年は開幕前に負傷離脱すると、その代役に抜擢された加入2年目の大迫敬介がレギュラーに定着。第1期広島時代を除くと自己最低のリーグ戦4試合の出場にとどまった。

2020年も序盤こそは大迫にポジションを譲るもシーズン途中でポジションを奪取し、守護神に返り咲き、結局このシーズンは大迫を上回る19試合に出場した。

引用元:wikipedia

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