所属 | セビージャFC |
---|---|
背番号 | |
ポジション | 監督 |
生年月日 | 1966年09月28日(58歳) |
身長 / 体重 | |
国籍 | スペイン |
所属 | セビージャFC |
---|---|
背番号 | |
ポジション | 監督 |
生年月日 | 1966年09月28日(58歳) |
身長 / 体重 | |
国籍 | スペイン |
フレン・ロペテギ・アルゴテ(Julen Lopetegui Argote, 1966年8月28日 - )は、スペイン王国ギプスコア県アステアス(スペイン語版)出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはゴールキーパー。現在はセビージャFCの監督を務めている。
経歴
選手
バスク地方のギプスコア県アステアス(スペイン語版)に生まれ、地元のレアル・ソシエダからプロデビューしたが、正キーパーを務めるルイス・アルコナーダを前にして出場機会がなく、19歳の時にレアル・マドリード・カスティージャに移籍。1988-89シーズンはUDラス・パルマスにレンタル移籍したが、1989年にレアル・マドリードに復帰してもベテランのフランシスコ・ブーヨからポジションを奪えなかった。レアル・マドリードは1989-90シーズンにリーグ優勝を果たしたが、優勝決定後のアトレティコ・マドリード戦 (3-3) が2シーズンで唯一(リーグ戦)の出場機会だった。1991年にはCDログロニェスに移籍してレギュラーの座を獲得し、ラ・リオハ州のスモールクラブのプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格に貢献。ログロニェスでは際立った活躍を見せ、1994年3月23日にバレンシアで行われたクロアチアとの親善試合 (0-2) では、60分にアンドニ・スビサレッタと交代で出場してスペイン代表デビュー。同年には1994 FIFAワールドカップに出場した。1994年、FCバルセロナの正ゴールキーパーだったスビサレッタがバレンシアCFに移籍すると、ロペテギがスビサレッタの後釜としてバルセロナに移籍し、長い間スビサレッタの控えを務めたカルレス・ブスケとポジション争いを繰り広げたが、結果的にはポジション争いに敗れた。バルセロナがFCポルトからヴィトール・バイーアを獲得すると、ロテペギは第3キーパーに降格し、1997年にマドリードのラージョ・バジェカーノに移籍。5シーズンのうち2シーズンをレギュラーとして過ごし、2002年に現役引退した。
指導者
2003年夏、セグンダ・ディビシオン(2部)のラージョ監督に就任して指導者の道を歩み始めたが、2003-04シーズン第10節後に解任され、ラージョは結局シーズン終了後にセグンダ・ディビシオンB(3部相当)降格となった。2006 FIFAワールドカップの際にはラ・セクタ (La Sexta) で解説者として働き、2008年、ユース時代を過ごしたカスティージャの監督(セグンダ・ディビシオンB)に就任。
2010年にはU-19スペイン代表監督に就任し、2011年のUEFA U-19欧州選手権では優勝。その後はU-20スペイン代表監督やU-21スペイン代表監督を務めた。
2014年5月、FCポルトの監督に就任した。2015年4月、UEFAチャンピオンズリーグ 2014-15準々決勝でジョゼップ・グアルディオラ率いるバイエルン・ミュンヘンと対戦し、ホームで迎えたファーストレグでは3-1と勝利を収めたが、アウェイのセカンドレグでは1-6で敗れ、準決勝進出は果たせなかった。
2016年1月、FCポルトの監督を解任された。
2016年7月、ビセンテ・デル・ボスケの後任としてスペイン代表監督に就任した。2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選ではU-21スペイン代表で優勝をした当時のメンバーであるダビド・デ・ヘア、イスコ、チアゴ・アルカンタラ、コケ、ダニエル・カルバハルらがA代表でも頭角を示して、世代交代を進めながら公式戦2年間無敗と最高の成績を収め本大会への切符を手にした。
2018年6月12日、ロシアW杯後にジネディーヌ・ジダンの後任としてレアル・マドリードの監督に就任することが発表された。しかしその翌日、ロシアW杯開幕直前にスペインサッカー連盟から2重契約であるとスペイン代表監督の座を解任され、ロペテギも大きく非難された。
クラブでは初の公式戦であるUEFAスーパーカップのアトレティコ・マドリード戦で2-4で敗れて初タイトルを逃す。リーグ戦でもUEFAヨーロッパリーグの出場圏内にすら入れない中位に沈むなど低迷を極め、10月28日のFCバルセロナ戦での1-5での大敗を最後に解任され、半年でスペイン代表とレアル・マドリードを解任されるという不名誉な記録を作ってしまった。
2019年6月4日、セビージャFCの監督に就任した。
19-20シーズンはヨーロッパリーグ優勝と3シーズンぶりのラ・リーガ4位に導いたロペテギ監督。2年目の20-21シーズン、12月29日に行われたビジャレアル戦で公式戦76試合目となったが、2-0で勝利し、通算44勝目を挙げることに成功。これでクラブ史上最高となる57.9%の勝率を記録したようだ。
また、クラブの過去90年の歴史において、この2020年は最も“負けなかった”1年だったようで、行われた51試合の戦績は28勝14分け9敗。82.4%の無敗記録を樹立し、2006年の80.7%を上回った。
さらに76試合のうち、無失点試合は約46%にあたる35試合で屈指の堅守を誇る。20-21のラ・リーガでは首位アトレティコ・マドリーの最少5失点に次ぐ10失点で、直近5試合の公式戦ではわずか1失点となっている。
2021年1月10日、クラブとの契約を2024年まで延長した。また、この契約には2年の延長オプションが含まれる。引用元:wikipedia
2021年1月31日