所属 | アタランタBC |
---|---|
背番号 | |
ポジション | 監督 |
生年月日 | 1958年01月26日(66歳) |
身長 / 体重 | 176cm / 73kg |
国籍 | イタリア |
所属 | アタランタBC |
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背番号 | |
ポジション | 監督 |
生年月日 | 1958年01月26日(66歳) |
身長 / 体重 | 176cm / 73kg |
国籍 | イタリア |
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ(Gian Piero Gasperini, 1958年1月26日 - )は、イタリア・グルリアスコ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。現アタランタBCの監督。現役時代のポジションはミッドフィールダー。
経歴
選手時代
1967年、9歳の時にユヴェントスFCのユースチームに入団。1976年にトップチームに昇格するも出場機会はなく、1977年にACレッジャーナにレンタル移籍。
1978年には当時セリエBに所属していたUSチッタ・ディ・パレルモに完全移籍。5年間で128試合に出場し11得点を挙げる(すべてセリエB)。1979年にはコッパ・イタリアで決勝まで勝ち進むも、古巣ユヴェントスに敗れ準優勝に終わった。
1985年からはペスカーラ・カルチョに所属。チームの昇格にともない1987年に初めてセリエAでプレーした。その後サレルニターナSSなどを経て、1993年に35歳で現役を退いた。
指導者時代
初期
1994年、古巣ユヴェントスの下部組織で指導者としてのキャリアを開始。1998年よりプリマヴェーラのヘッドコーチに就任。ドメニコ・クリーシト、マッテオ・パーロ、セバスティアン・ジョヴィンコ、ミケーレ・パオルッチら優秀な若手を育成し、ユヴェントス・プリマヴェーラの黄金時代を築いた。
2003年に当時セリエC1に所属していたFCクロトーネの監督に就任。就任初年度にチームをセリエBに昇格させるなど手腕を発揮し、計3シーズンにわたって指揮を執った。
ジェノア
2006年にはジェノアCFCの監督に就任。2006-2007シーズンのセリエBでユヴェントス、SSCナポリに次ぐ3位に入り、チームを13シーズンぶりのセリエA昇格に導いた。
2007-08シーズンは、かつてユースで指導したクリーシトやパーロらを率い、イタリアでは珍しい3-4-3システムによる攻撃サッカーを展開。FWマルコ・ボリエッロの活躍もあり、昇格1年目にして10位と健闘した。
2008-09シーズンには積極的な補強により、FWのディエゴ・ミリート、アンドレア・ガスバッローニ、ラファエレ・パッラディーノ、MFのティアゴ・モッタらが加入し、スペクタクルなサッカーをさらに進化させる。リーグ戦ではASローマ、ACミラン、ユヴェントスを撃破するなどの成果を挙げた。また、終盤までACFフィオレンティーナとUEFAチャンピオンズリーグ出場権を争い、同勝ち点ながら直接対決の成績で及ばなかったものの、5位でUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
2009-10シーズンは開幕前に主力のミリートとモッタを放出したことも影響し、UEFAヨーロッパリーグはグループリーグ敗退、リーグ戦は9位でシーズンを終えた。
翌2010-11シーズンも指揮を執ったが開幕より成績が低迷し、2010年11月8日に解任が発表された。
インテル
2011年6月、インテルナツィオナーレ・ミラノの監督に就任することが発表された。契約期間は2年間。 しかしながら公式戦5試合で4敗1分と成績は全く振るわず、リーグのノヴァーラ・カルチョ戦に敗れた後の9月21日に解任された。
パレルモ
2012年9月16日、開幕3試合で勝ち星がなくジュゼッペ・サンニーノ(英語版)が解任されたUSチッタ・ディ・パレルモの監督に就任したが、クラブを立て直せず最下位に転落し翌年2月4日に解任されることが決定した。しかし後任のアルベルト・マレザーニが3試合で解任され、マウリツィオ・ザンパリーニ会長によって再びパレルモに招聘された。3月11日、クラブとの協議の末契約を解消した。
ジェノア
2013年9月29日、ファビオ・リヴェラーニの後任として3年契約を結びジェノアに復帰した。
アタランタ
2016年6月14日、アタランタBCの指揮官に就任。2016-17シーズンはクラブを史上最高位の4位に導き、UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得した。
2017-18シーズンはセリエAとヨーロッパリーグの両立に苦慮し、12月頭までセリエAでは二桁順位が続くも、最終的には7位でフィニッシュ。2年連続でヨーロッパリーグの出場権を獲得した。また、ヨーロッパリーグではエヴァートンFCやオリンピック・リヨンという難敵がいるグループを無敗で首位通過するも、決勝トーナメント1回戦でボルシア・ドルトムントに惜敗した。
2018-19シーズンはサパタ、イリチッチなど攻撃陣が好調で、リーグ3位、チーム史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得、コパイタリアでは決勝でラツィオに敗れたが、準優勝に導いた。それらの功績により2019年度セリエA最優秀監督賞を受賞した。
2019-20シーズン、チャンピオンズリーグでは連敗スタートとなったが、その後大逆転で決勝トーナメントに進出させた。
指導者としての特徴
組織力を活かした攻撃的な3-4-3システムを用いることが多い。燻っている選手の再生に長けており、ジェノアの監督時代にマルコ・ボリエッロやジュゼッペ・スクッリ、ティアゴ・モッタらを覚醒させた。引用元:wikipedia
2021年1月31日