イッペイ シノヅカ

所属
前所属先 大宮アルディージャ
背番号 31
ポジション MF
生年月日 1995年03月20日(29歳)
身長 / 体重 177cm / 67kg
国籍 ロシア
出身地 千葉

イッペイ シノヅカの情報

篠塚 一平(しのづか いっぺい、ロシア語: Иппэй Синодзука、1995年3月20日 - )は、千葉県我孫子市出身のプロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。Jリーグ・柏レイソル所属。登録名は『イッペイ・シノヅカ』。

来歴

プロ入り前
父親が日本人で母親がロシア人のハーフ。生後5歳までをアメリカやロシアで過ごす。小学校3年生より地元我孫子市のサッカー少年団チーム「隼」でサッカーを始める。中学時に柏レイソルジュニアユースのセレクションを受けるも不合格で地元のカナリーニョFCに進み、中央学院高等学校サッカー部に入る。

東日本大震災後にロシアに一時避難するが、ビザの都合が付かず止む無く親元を離れロシアで生活。間も無く育成に定評のあるアカデミア・チェルターノバ・モスクワのテストに合格した(チェルターノバ入団前にFCロコモティフ・モスクワ・ユースも入団テストを受けたが、合格しなかった、と本人は述べている)。中央学院高校ではレギュラーになれなかったが、チェルターノバでは身長が約10cm伸びてスピードが上がったこともあり、ドリブルを武器に強豪PFC CSKAモスクワ、FCスパルタク・モスクワ、ロコモティフ・モスクワ相手に大活躍し、スパルタク・モスクワ、FCゼニト・サンクトペテルブルクのスカウト網で注目された。2012年夏に17歳でスパルタク・モスクワと3年契約(2014年、契約を2017年まで再延長)。

スパルタク・モスクワ
契約後、しばらくユースチームに所属し、2012年10月のロシア・クラブユース全国大会では大会ベストMFに選出された。2013年に入りシーズン後半では、スパルタクのリザーブチームに招集され、5月には劇的な逆転勝利のFCクラスノダール戦に初出場。リザーブリーグ優勝を達成した。最終戦は昇格後初めてスタメン出場。6月にスパルタクはファームチーム「スパルタクII」を創設し、ディビジョン2に参戦することを決定。2013-14シーズンは同チームに昇格。ディビジョン2第3戦8月4日のアバンギャルド戦に74分から交代出場し、プロデビューを果たした。その後は、出場機会を求めて2013年後半はリザーブリーグに出場。年明け、トルコ合宿後の後半戦に入り復帰。

2016-17のシーズンは、ロシア2部リーグで15試合出場(ゴール1、291分)。前半はサブとしてゲーム後半に出場機会を得た。2017年2月のトルコ合宿ではスタメンに起用されポーランド1部リーグのチーム相手にゴールを決めるなど活躍が期待されたが、リーグ戦後半から徐々に出場機会を失い主にU-23チームで過ごした。スパルタク・モスクワを2017年5月末に退団することが発表された。

横浜F・マリノス
2017年8月、横浜F・マリノスに加入。この時点でマリノスは最大5名の外国籍枠がすべて埋まっていたが、後述の理由により選手登録および試合出場が可能である。9月23日、リーグ第27節のヴァンフォーレ甲府戦にて後半に途中出場し、日本での公式戦デビュー。ゴールも記録した。10月14日、第29節の大宮アルディージャ戦で移籍後初先発。

大宮アルディージャ
2019年7月4日、大宮アルディージャへの完全移籍が、横浜F・マリノスおよび大宮アルディージャから発表された。

柏レイソル
2021年1月5日、柏レイソルへの完全移籍が発表された。

代表

2013年1月11日にU-18ロシア代表でデビューを果たしたが、将来は日本代表でプレーすることが夢だと話している。

2019年のNumber誌のインタビューでは「ロシア代表を目指していきたい」と述べた。

人物・エピソード

日本で生まれ、日本の義務教育を修了しているため、Jリーグでは外国籍枠から除外される。

幼少期はロナウジーニョに憧れ、ドリブルばかりしていた。

ロシア語は片言しか話せなかったが、モスクワ移住後に現地の高校に通い始め、わずか1年で流暢にロシア語を操れるようになった。また、中央学院高等学校を中退しているが、父親と絶対にロシアの高校を卒業すると約束している(2014年に卒業)。

2011年4月29日にはロシアのテレビ番組「フットボールクラブ」で、当時CSKAモスクワに在籍していた本田圭佑に会いに行く内容が放送された。

引用元:wikipedia

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